【なんでこの記事を読むべきか】
「実演販売って、本当に売れるの？」「うちの商品にも合うのかな…」
そんなモヤモヤを抱えているあなたへ。
僕らが見てきた現場では、実演販売ひとつで“数字が化けた”企業が何社もありました。
1日数本しか売れなかった商品が、いきなり1,000本売れるようになる――そんな現象、実際に起きてます。
この記事では、「なぜ売れたのか」「何をやっていたのか」「誰がやっていたのか」、そのリアルな裏側を、赤裸々にお伝えします。
【この記事でわかること】
- 実演販売がなぜ売上を爆上げできるのか
- 成功してる企業が“絶対にやってること”
- 今から始める人が押さえるべきポイント
- 現場で売る人の“熱量”がなぜ重要なのか
【この記事の流れ】
- 実演販売って、そもそもなにがすごいの？
- 実際どんな企業が“跳ねた”のか
- 売上を10倍にした企業の共通点
- 現場で人の心を動かす“実演販売士”の本音
- 明日から使えるチェックリスト
1. 実演販売の“すごさ”って、どこにあるの？
「見せる」だけじゃない。
実演販売のすごさは、“五感を使った体験”でお客さんを惹き込む力です。
- 泡立ちのよさを「目で見て」
- 香りを「その場で嗅いで」
- 触り心地まで「自分の手で確かめる」
この“リアル”が、お客さんの気持ちをグッと動かします。
しかも、「あ、いいな」と思ったその場で買える。
つまり、衝動買いのスイッチを押せるんです。
さらに、実演担当の人が「この商品、実はこんな想いがあって…」なんてストーリーまで話してくれたら、もう心は半分持っていかれてますよね。
2. 実際、こんな企業がバケました
現場で見てきた実例をいくつかご紹介します。
▷ 洗剤メーカーA社
大型量販店での実演販売で、1日30本→700本に。
「泡立ち」「香り」「使い方の簡単さ」をお客さんの目の前で実演。
“たった一吹きで油汚れが落ちる瞬間”を見た主婦の方が、列を作って買っていきました。
▷ 化粧品メーカーB社
新作リップの色味と質感を“その場で試せる”コーナーを設置。
「この場だけの限定カラー」も効いて、2日間で150点完売。
競合の売上の5倍を記録しました。
▷ カー用品メーカーC社
車のガラスに直接スプレーして“スーッと汚れが落ちる”実演を披露。
動画じゃ伝わらない「おお〜！」が生で起こるんです。
1週間で2000本。異常な売れ方でした。
3. 売上10倍の企業に共通していたこと
「何がそんなに違うの？」とよく聞かれます。
正直、商品が特別だったわけじゃありません。
違いはやり方と“人”でした。
- 売る相手が“どんな人か”を徹底的に考えてた
誰に届けるのか？ 主婦？ 法人？ 高齢者？
それによって売る場所や見せ方が全然違うんです。 - “ただの販売”じゃない。“体験の場”を作ってた
実際に触れるブース、試せる環境、リアクションが拾える距離感。
商品に“物語”を加えるステージを設けてました。 - 実演道具、デモンストレーションを作っていた
洗剤なら、実際の汚れを準備します。
包丁なら、切りにくいカボチャやニンジンなど。
この実演道具があるか否かで、売り上げは大幅に変わります。 - 売れるセールストークの共有
1人の力じゃ限界がある。
現場で響いたセールストークなど、チーム全員で共有することが長期的に売り上げが伸びる事となります。セールストークだけでなく実演道具、デモンストレーションなども共有していきます。
4. “実演販売士”が語るリアルな現場の話
あるプロの販売士は、こう言いました。
「売るよりもまず、“話しかけたくなる人”になるのが先」
商品がどれだけ良くても、人として魅力がないと誰も足を止めません。
声のトーン、身だしなみ、笑顔、間のとり方――全部が“その人の売上”になります。
- ▷ 誰もいなくても話し続ける（空卓）
恥ずかしがってちゃダメ。
無人のフロアでも、マイクを通した明るい声があれば、5秒後に誰かが立ち止まってます。 - ▷ 売ろうとしすぎると、売れない
“売る”ことに集中しすぎると、距離ができる。
「雑談から入って、自然に興味を持ってもらう」
これが、売る人の“プロの仕事”なんです。
5. 【チェックリスト】あなたの現場、準備できてますか？
最後に、実演販売を始めるときに必ず押さえておきたいチェック項目をまとめました。
- ✅ 売りたい相手像（ペルソナ）は明確か？
- ✅ 「触れる・試せる」体験の場はあるか？
- ✅ 実演道具はしっかりと準備が出来ているのか？
- ✅ 次回に活かすPDCA（振り返り）の習慣があるか？
【まとめ】数字は、熱量に比例する
実演販売は、ただの「説明会」じゃありません。
現場での熱量・ライブ感・人間力――それらが「売れる空気」を作るんです。
もし、あなたの商品が「良いものなのに伝わらない」と感じているなら。
それは、体験させてないからかもしれません。
まずは1回、“人の前で”試してみてください。
きっと、数字が動き出します。
