「医療機器展示会に出展しているが、思ったように受注につながらない」 「来場者は多いのに、商談化率が低い」 こうした悩みを持つ医療機器メーカー・販売代理店の方は非常に多いのが実情です。
医療機器展示会は、一般展示会とは異なり、規制・専門性・来場者属性が成果を大きく左右します。 正しい出展ポイントを押さえれば、受注率60%超を実現することも十分可能です。
そこで本記事では、医療機器展示会で成果を最大化する出展のポイントを、準備から当日運営、展示会後のフォローまで体系的に解説します。
医療機器展示会が「難しい」と言われる理由
医療機器展示会は、他業界の展示会と比べて成果が出にくいと言われがちです。 その理由を正しく理解することが、成功への第一歩となります。
来場者の専門性が非常に高い
来場者の多くは医師、看護師、臨床工学技士、購買担当者など、専門知識を持つプロフェッショナルです。 表面的な説明では関心を持たれず、技術的根拠や導入メリットを論理的に説明する必要があります。
薬機法・業界ガイドラインの制約がある
医療機器展示では、薬機法(医薬品医療機器等法)に基づく表現制限が存在します。 誇大表現や未承認表現は信頼を損なうだけでなく、企業リスクにも直結します。
即決購入がほぼ存在しない
医療機器は高額かつ導入プロセスが複雑なため、展示会場での即決は稀です。 そのため、「売る場」ではなく「商談を生む場」として設計する視点が不可欠です。
出展前に必ず決めるべき3つのポイント

医療機器展示会の成否は、出展前の準備段階で8割決まると言われます。 特に重要な3つのポイントを解説します。
① 出展目的を明確にする
「認知拡大」「代理店開拓」「既存顧客フォロー」「新製品テスト」など、目的を一つに絞ることが重要です。 目的が曖昧なままでは、ブース設計もスタッフ対応も中途半端になります。
② ターゲット来場者を具体化する
医師向けか、看護師向けか、購買担当向けかで、説明内容は大きく変わります。 「誰に」「何を」「どう伝えるか」を事前に言語化しましょう。
③ 成果指標(KPI)を設定する
名刺交換数だけでなく、「有効リード数」「デモ実施数」「商談化率」など、次につながる指標を設定します。
成果を出す医療機器ブース設計のポイント

医療機器展示会では、派手さよりも信頼性と分かりやすさが重視されます。
製品の「用途」と「導入効果」を一瞬で伝える
製品名や型番ではなく、「何がどう改善されるのか」を大きく打ち出します。 来場者は短時間で判断するため、直感的理解が重要です。
実機・デモ展示を中心に据える
可能な限り実機展示や操作デモを用意しましょう。 実際の使用イメージが伝わることで、商談への移行率が大きく向上します。
説明資料は最小限・論理的に
資料は情報を詰め込みすぎず、「課題→解決→根拠」の流れで構成します。 詳細説明は展示会後の商談に回すのが基本です。
展示会当日のスタッフ対応で差がつくポイント

医療機器展示会では、スタッフ対応の質が企業評価に直結します。
声かけは「質問型」が基本
「何かお探しですか?」ではなく、「〇〇の運用でお困りではありませんか?」と具体的に声をかけることで反応率が高まります。
説明は3分以内で完結させる
長時間の説明は敬遠されがちです。 まずは短時間で興味喚起し、詳細は別途商談に誘導します。
専門外の質問は無理に答えない
曖昧な回答は信頼低下につながります。 「専門担当から改めてご説明します」と正直に対応しましょう。
展示会後フォローで受注率を高める方法

医療機器展示会は、終了後の動きで成果が大きく変わります。
フォローは48時間以内が理想
記憶が新しいうちにお礼メールと資料送付を行うことで、商談化率が向上します。
一斉送信ではなく属性別に対応
医師・購買担当・代理店など、相手に合わせた内容で連絡することが重要です。
オンライン商談へ自然に誘導する
「詳しくご説明の機会をいただけませんか?」と次のアクションを明確に提示します。
医療機器展示会で成果を出すためのまとめ
医療機器展示会で成功するためには、準備・設計・対応・フォローを一貫して考えることが不可欠です。 単なる出展ではなく、「営業プロセスの一部」として位置づけることで、受注率は大きく向上します。
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